第8章
おわりに(スピリチュアル・ヒーリングの歴史的意義と、新たなホリスティック医学の確立)
本書のタイトルは、「スピリチュアル・ヒーリングとホリスティック医学」となっています。そこにはスピリチュアル・ヒーリングを取り込んだ新たなホリスティック医学の確立が必要である、というメッセージが込められています。本書は、ホリスティック医学が今後取り組んでいかなければならない「霊的問題の手がかり」がスピリチュアル・ヒーリングの中にあることを明らかにし、ホリスティック医学に新たなビジョンと方向性を示すことを目的としています。
ホリスティック医学は、霊的要素を自らの内に積極的に取り入れることによって、初めて本物となることができます。そうしてこそホリスティック医学は、「医学全体の質を高めていく」という本来の使命を全うすることができるようになります。
本書の最後では、スピリチュアル・ヒーリングの歴史的意義を確認し、スピリチュアル・ヒーリングとホリスティック医学の将来を展望します。
- 1.スピリチュアル・ヒーリングの「霊的要素」と「総合的な医学理論」
- 2.スピリチュアル・ヒーリングは、最高次元のホリスティック医学……スピリチュアル・ヒーリングを取り入れたホリスティック医学の確立を!
- 3.スピリット・ヒーリングの本質……「高次元の宗教」と「高度のホリスティック医学」の合体
- 4.スピリチュアル・ヒーリングに対する公正な検証の必要性
- 5.スピリチュアル・ヒーリングの受容についての問題
- 6.スピリチュアル・ヒーリングの発展と、市民権の獲得
- 7.スピリチュアル・ヒーリングがもたらす人類の「意識改革」と「霊的救済」