第2部

スピリット・ヒーラーとは

本物のヒーラーになるための精神と霊的修行

治療と言えば普通は地上の医者や治療師がするものですが、スピリット・ヒーリングでは「霊界の医者」が主役となって行います。治療の主役が霊界の医者(スピリット)であるという点で、スピリット・ヒーリングは一般のスピリチュアル・ヒーリングや他の治療法とは根本的に違っています。ここにスピリット・ヒーリングの最大の特徴があります。

スピリット・ヒーリングでは霊界のスピリット(霊医)が治療の主役であるのに対し、地上のヒーラーはその道具として、あるいは補佐役・助手として治療の手伝いをすることになります。もし地上のヒーラーがいなければ、霊医がいかに優れた治療技術を持っていても、地上世界に働きかけることはできません。こうした意味で地上のヒーラーは、霊医にとって不可欠な存在、きわめて重要な存在と言えます。

良識ある治療師ならば皆、「自分もスピリット・ヒーラーになりたい!」と思うようになります。しかし、誰もが簡単にスピリット・ヒーラーになれるわけではありません。本物のスピリット・ヒーラーになるためには、たいへんな内面的努力と霊的修行が必要とされます。第二部では、スピリット・ヒーラーについてさまざまな角度から理解を深め、どうしたら本物のスピリット・ヒーラーになれるのかを学んでいきます。

第二部の内容は、次のようになっています。